「結婚相談所での婚活って正直いくらかかるの?」そう思っている人は多いのではないだろうか。結論から言うと筆者は結婚相談所で9か月間活動し、その費用は総額31万円(単純平均3.4万円/月)だった。
高いと感じるか、妥当と感じるかは人それぞれだが、個人的には「現実的な金額」だった。本稿では、結婚相談所の費用からお見合い・デート代まで、実際にかかった婚活費用の内訳をすべて公開してみたいと思う。
9か月間でかかった婚活費用の全体像
婚活費用集計の前提
本題へ移る前に、結婚相談所での婚活費用集計の対象期間について予め認識共有しておきたい。
「何をもって成婚退会とするか」は諸説あると思うが、本稿では、大手結婚相談所IBJにて採用されている定義に基づき「双方が結婚の意思を固め成婚の申し出を行った時点」としている。
会計上は成婚料の支払、あるいは最後の結婚相談所費用の支払が実行された日をもって「退会」になると思うが、結婚相談所の決済条件と会員の成婚意思の話は関係がない。但し、結婚相談所に支払ったすべての費用を集計の対象としている。
つまり、「成婚宣言」をした日までのデート代やその他費用+結婚相談所への総支払額が集計されているのだと理解してもらえれば良い。
婚活費用のざっくり内訳
では、ざっくりした内訳を書いておこう。31万円の内訳は次のとおりだ。
こう見ると、5割くらいが結婚相談所の費用だ。これ以降で、上記内訳の詳細について触れていくのでぜひこのまま読み進めて欲しい。1回当たりのデート代なんかは参考になるだろう。
結婚相談所に支払った費用
筆者はバツイチで一度は自力で結婚した実績があることから、基本的に自分で進める「自走型」の相談所を利用した。数多ある自走型相談所から、ゼクシィ縁結びエージェントを選んだ。理由?正直覚えていない。いくつか見たうちで一番安かっただとかそんな理由だったと思う。
さて、そこそこ安いと自身は感じた結婚相談所費用だが、活動期間のトータルで150,700円もの金額を貢いでいる。内訳としては、月額17,600円×8か月と月額9,900円×1か月だ。なぜ2つに分かれているかというと、真剣交際に進むとさほどサポートが要らなくなり、月額費用が安くなるというシステムだったからだ。ゼクシィ縁結びエージェントは成婚退会費用はなく、単に月額を9回支払っただけだったので、リーズナブルな相談所ではないだろうか。
ちなみに、結婚相談所の単純な月額平均金額は16,744円/月となる。自走型でもざっくり月額2万円くらいを見ておいた方が良さそうだ。アドバイザーが手厚くサポートしてくれる仲人型だともう少し費用がかかってくると思うので、自身が入会する相談所に応じて予算を見ておく必要がある。
残念ながら、ゼクシィ縁結びエージェントは2026年6月末をもってサービス終了となる。
お見合い・ファーストコンタクトにかかった費用
ファーストコンタクト費用はその回数によっても変わってくるだろうが、筆者の場合は13回で15,615円。1回あたり1,200円ということになる。ちなみに、13回中11回はすべての会計を持っている。
「えっ、にしては安くない?」と思われたかもしれないが、そのとおりだ。毎回ホテルのラウンジで会っていたわけではない。ほぼほぼその辺のカフェだ。
ちなみに筆者が入会した相談所では「男性が奢りましょう」というルールはなかったが、頑なにお断りされない限りごちそうすることにしていた。女性の方が何かと外出に準備が必要なわけで、わざわざ来てくれたことに対するほんの気持ちだ。というわけで、自分の中では2人分のお茶代を必要経費として頭に入れていた。
仮交際中のデート費用
筆者は結婚相談所への入会期間中、5名が仮交際へと進んだ。各女性会員とのデート回数にはばらつきがあるが、累計11回のデートで101,406円かかっている。単純平均だと1デート当たり9,219円となる。高いか安いかは分からないが、個人的にはそんなもんでは?と思っている。
「どんなデートをしたかにもよるでしょ」というご意見もあると思うので、ランチデート、ディナーデートそれぞれでの集計結果についても触れておきたい。
まずランチデートだが、実は金額データが2つしかない。ランチデート「2回」というわけではないのだが、ごちそうしてもらったこともあり、筆者が支払をしていないのだ。さて、その合計金額としては5,480円であり、1ランチデート当たり2,740円ということになる。ディナーもそうだが基本的にごちそうしているためこの金額になっているのであって、すごく良いランチを食べに行っているわけではない。1人当たり1,370円なので、ランチメニューとドリンクといった具合だ。
ディナーデートはというと、仮交際期間中8回のデートで、累計金額が86,521円だ。1ディナーデート当たり10,815円ということになる。1人当たり5,000円強なので、これまた高級ディナーをしているわけではない。
この他にも美術館などのアクティビティやお茶代がかかっている。ただ、これらの内訳はデートの設計によって変わってくるので、詳細は割愛する。
仮交際期間中のデート代は、ランチメインかディナーメインかでずいぶんとその金額が変わってくる。個人的には1デート当たり10,000円程度は見ておくのが無難だと思っている。
真剣交際中のデート費用
真剣交際へと進んだのは、今の妻1人だけだ。成婚退会までほぼ毎週末デートをしていた。気になるその費用だが、合計19,110円だ。デート回数は5回なので、1デート当たり3,822円だ。
「えっ、いきなり安くない?」と思われた方もいるだろう。理由は2つあって、1つはすべてごちそうするということがなくなったことだ。実は仮交際の時から妻は気を使ってくれていて、「ここ払ってくれるんだったら次は私払うね」と言って会計を持ってくれることがあり、真剣交際に進んでからは筆者もその言葉に甘えることが増えたのだ。
2つめは「おうちデート」が爆誕したことだ。おうちデートは、外で会うより圧倒的にお金がかからない。余談だが、お互いの生活環境を知るうえでも、真剣交際中のおうちデートは必ずしておいた方が良い。
婚活中の交通費などその他費用
筆者は関西を中心に活動していて、基本的にデートは京阪神エリアが中心だった。よって、交通費は大してかかっていない。ただ集計してみて驚いた。交通費の合計金額は9か月累計で21,480円。1か月当たり2,386円だ。それだけ動いているのだから当然なのだが、意外とかかってたんだなと思った。
ちなみにファーストコンタクト期間中の交通費は10,840円で、1回当たり834円。片道417円だ。
交通費の他にかかったものと言えば独身証明書の取得費用350円くらいだろうか。プロフィール写真は自分で撮ったのでタダだ。ちゃんと昼間に一眼で撮影し、レタッチもした(笑)。特に今回含めていないが、普段美容や衣服にお金をかけていない人は追加的に費用を見ておいた方が良いだろう。
婚活費用30万円は高い?30代バツイチ男子の率直な感想
家計簿はつけていたが、婚活費用だけを取り出して俯瞰的に見たことはなかったので、31万円という金額を目の当たりにしたときは「そこそこ使ったんだな」と思った。一方で、当時経済的に負担を感じていたかというとそんなこともない。月3.4万円という金額は少々インパクトがあるけれど、30万円程度で素敵な人生のパートナーに出会えたのだと考えれば、むしろ安いとすら思う。
さいごに、みんなが結婚相談所での婚活にどのくらいお金をかけているのか、個人的には気になるところだ。同じように思っている人がいれば、あくまでn=1のサンプルでしかないが、ぜひ本稿の内容を参考にして欲しい。
おわり。

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