大阪箕面の和モダン蔵カフェ「珈琲蔵人 珈蔵 箕面店」

大阪・箕面の住宅街に佇む「珈琲蔵人 珈蔵 箕面店」は、名前の雰囲気からも想像できるように、どこか落ち着いた蔵カフェの佇まいを持つ地域の人気カフェだ。北千里エリアにもほど近く、一杯ずつ丁寧に淹れられる珈琲と、気軽なモーニング・ランチが楽しめるお店として知られている。本稿では、そんな「珈琲蔵人」について書いてみたい。

目次

京都生まれ大阪育ちのオシャレカフェ「珈琲蔵人」

お店の軌跡

「珈琲蔵人 珈蔵 箕面店」は、京都宇治園という150年以上の歴史を有する、京都生まれ大阪育ちの老舗茶舗の珈琲店だ。京都宇治園は1869年(明治2年)に京都山城で創業し、戦前〜戦後にかけて茶の製造・小売を拡大、百貨店店舗や全国展開を進めてきた。明治時代からの長い茶商としての歩みの中で、1960年代以降は日本国内での茶文化の普及とともに多様な流通・店舗展開を行ってきた。1998~2003年にかけ、宇治園はコーヒー分野を含むカフェ事業へと積極的に進出。その流れの中で2003年に箕面に出店した珈琲店が「珈琲蔵人 珈蔵 箕面店」ということなのだ。

宇治園としては“和のくつろぎ空間で飲み物を楽しむ”というコンセプトの拡張で、当時の喫茶スタイルの多様化を背景に生まれたものなのだそうだ。

宇治園の本店は大阪心斎橋にあり、蔵人のほか、「喫茶去」や「茶の彩」のブランドで店舗展開している。気になる方はぜひショップリストをチェックしてみてほしい。

立地と雰囲気

「珈琲蔵人 珈蔵 箕面店」は、国道や駅前の賑やかさから少し離れた箕面市石丸の閑静なエリアに位置する。店名にある「蔵(くら)」のように、どっしりとした和の趣を感じられる一軒家カフェで、外観もどこか落ち着いた雰囲気。ガラス越しに見える庭園や光の入る店内は、喧騒から離れてコーヒーと過ごす時間が似合う空間となっている。

席数は30席程度と決して多くはないが、待ちスペースもあり、ストレスなく待つことができる。混雑時は席が90分制となっているので、作業に使用したい場合は留意しておくと良いだろう。また、BGMは静かだがパーテーションが少ないため、各席の会話がけっこう聞こえるレイアウトとなっている。時間によっては静かにコーヒーを楽しむことができるかもしれないが、どちらかというと友人や家族と会話を楽しむ空間として利用する方が向いていると感じた。

メニューの魅力

珈琲蔵人の魅力は、なんといってもコーヒーメニューの豊富さにある。ブレンド珈琲「蔵人」のほか、雅・曙・山祇・全人・公達といった各シーンに合わせたラインナップが揃えられている。筆者は朝の目覚めのコーヒーとしておすすめされていた「曙」を注文した。

実はこの日モーニングを目指して伺ったが少し待ったのと、そもそも到着したのが11時前だったので、席に着く頃にはランチメニューがはじまっていた。ちなみにモーニングメニューは14時まで選べる驚き仕様なので「どうしてもモーニング食べたいけど寝坊しちゃった!」というお寝坊さんにもおすすめの珈琲店だ(笑)

さて、もともとはモーニングのホットサンドを注文しようと思っていたのだが、当日白身魚のサンドイッチが提供されていた「本日のサンド(蔵人ランチ)」も捨てがたく、結局「曙+本日のサンド」にした。本日のサンドは、ドリンク料金+660円で、サンドイッチのほかにポテトとサラダがついてきてとてもお得感があった。

ポテトはカリカリでついつい手が伸びてしまう美味しさ。サンドイッチはパンが程よくトーストされていてさっくりとしており、白身魚のフライからとろっと出てくる具材とのハーモニーが絶妙だった。「曙」は、酸味はあるが後味として嫌な感じが残らない。酸味のあるコーヒーが苦手な方でも美味しく飲めるよう工夫されている。

アクセス

車があれば車で行くのが良いかもしれない。ただ、大阪メトロの御堂筋線が箕面萱野まで延伸したため、「箕面萱野駅」から東に15分ほど歩けばたどり着けるようになった。約1.2 kmあるのでスニーカーで足を運びたい距離感ではあるが、決して無理な距離ではないだろう。

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